株式会社ポケットチェンジ（本社：東京都港区 代表取締役：青山 新、以下：ポケットチェンジ）は、2022年9月より大学生協事業連合（所在地：東京都杉並区 理事長： 井内 善臣、以下大学生協）の東京地区65大学で、オリジナル電子マネー発行プラットフォーム「Pokepay（ポケペイ）」を活用したオリジナル電子マネーの運用が開始されたことをお知らせします。なお、東京地区での運用開始に続き、2023年には全国の会員生協にて導入・利用予定です。
● 全国の大学生協でのオリジナル電子マネー「Pokepay」の導入経緯
大学生協では、連合内の各種システム・サービスの集約による機能強化・効率化を目指すプロジェクトを進めています。その一貫として、各会員生協にて個別に採用されていた独自電子マネーを、未導入だった大学を含め、基盤統合しサービスを提供するため、ポケットチェンジの提供するオリジナル電子マネー発行プラットフォーム「Pokepay（ポケぺイ）」を採用。導入準備を進める中、この度、東京地区での正式利用開始となりました。
まず、東京地区の65大学で運用開始となり、2023年始めには全国の191の大学生協会員の大学にて利用されます。また今後の機能の追加も予定されており、より利便性の高いサービスになる予定です。
● Pokepayを活用した大学生協でのオリジナル電子マネーの特徴
統一基盤上にて複数のマネーを簡単に発行
大学生協では、各大学・各用途に応じて異なる種類のマネーを、統一基盤上でサービス提供する必要がありました。Pokepayは１つの発行体事業者で複数の電子マネーを簡単に発行することが可能であり、それぞれの目的や使途に応じた使い方ができます。
今回は各会員大学生協が、学内のどこでも／様々な用途に使える「ベースマネー」に加え、「教科書・教材マネー」や「学食マネー」も発行するなど、Pokepayの特長を十分に活かしたご利用をされています。
レジシステムとの連携
本取り組みでは、株式会社ユビレジの提供するクラウドPOSレジサービス「ユビレジ」がPOSレジとして採用されています。組合員向けスマホアプリに表示されたCPMコード（ワンタイムコード）をユビレジのスキャナ／バーコードリーダーで読み取ることで、指定した大学生協用電子マネーでの支払いが簡単、スピーディに可能となっています。
利便性向上のためのチャージ機
一部の大学生協キャンパス内には、オリジナル電子マネーへの入金の方法として専用チャージ機「Payspot」を導入いただいています。アプリ上でのクレジットカードやコンビニ店頭での入金に加え、本チャージ機端末で現金（紙幣）からのチャージが可能です。
様々な促進施策を提供
本取り組みでは、Pokepayの基本機能である、多様なポイントキャンペーン設定機能のうち、曜日や時間帯別でのポイント還元率の設定に加え、対象商品の購入によるポイント付与、購入個数や複数商品のセット購入に応じたポイント還元、また、現金など他の支払手段での商品購入時のポイント付与（来店ポイント）など、利用促進のための様々な施策を出来るシステムになっています（一部のキャンペーン機能のご利用には、外部システム連携が必要となります。詳細はお問合せください。）
● オリジナルマネー発行PF「Pokepay (ポケペイ)」とは
「Pokepay（ポケペイ）」は、誰でも簡単に自社のオリジナル電子マネーを発行できるサービスです。
オリジナルの電子マネーを弊社プラットフォーム上で作成し、利用者のスマートフォン上のアプリを介し、決済を行うことが出来ます。ユーザーのスマートフォンだけで決済が完結する完全非接触型の決済サービスのため、デバイス等の準備も不要で、発行者の初期費用の負担も少なく導入可能です。
小売店・飲食店・商業施設・ビューティサロン・会員施設などのハウスマネー・ポイントや、自治体・DMOなどのデジタル地域通貨や地域電子ポイントなど、店舗や施設・コミュニティにおけるDX化、キャッシュレス化の実現、集客・顧客エンゲージメントの実現をサポートしています。
加えて「Pokepay（ポケペイ）」では、各事業者が提供する公式アプリへの組込、POSレジやECサイトへの決済手段導入、各種周辺機器・サービスとの連携・組込が容易なSDK/APIを有するオープンなプラットフォームとなっています。
その拡張性の高さも、今回の大学生協の発行する電子マネー基盤に「Pokepay（ポケペイ）」をご採用頂く決め手の一つとなっています。
※「Pokepay（ポケペイ）」詳細はこちら： https://pay.pocket-change.jp/
