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自治体向けユースケース

観光クーポン

観光客向けのデジタルクーポンを、配布・利用・精算・効果測定まで一元管理し、地域内消費につなげる。

Pokepayを活用する3つのメリット

地域内消費につながるクーポン設計ができる

利用エリア・対象加盟店・有効期限・上限額を設定し、観光客の消費を地域内の加盟店へ誘導できます。汎用QR決済では難しい、自治体主導の観光クーポン設計を相談できます。

観光消費の実態をデータで把握できる

いつ・どこで・いくら使われたかを、加盟店別・期間別に管理画面で確認できます。効果検証や、議会説明・DMO報告・次年度施策の検討に活用できます。

観光クーポンを起点に他施策へ横展開できる

単発の観光キャンペーンで終わらせず、地域通貨・プレミアム商品券・健康ポイントなどを、同一基盤で展開する設計を相談できます。

累計登録マネー数約1500
累計登録加盟店数約29万店
累計登録ユーザー数約270万人
チャージ年5,300万件、年620億円
支払い年6,700万件、年530億円

ISMS(ISO/IEC 27001:2022)認証取得済 / デジタルガレージグループ

Digital Garage / SGS ISMS-AC
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観光クーポン事業の運営における3つの課題

課題①:紙クーポンの印刷・配布・回収・精算が、キャンペーンのたびに重くなっている

観光クーポン事業では、紙券の印刷・配布・回収・照合・精算など、キャンペーンのたびに多くの事務作業が発生しやすくなります。

  • 宿泊施設・観光案内所・道の駅へのクーポン配布と在庫管理が毎回発生する
  • 利用済み券の回収・照合・加盟店ごとの精算が煩雑で、担当者の工数を圧迫している
  • 印刷・封入・輸送コストが嵩み、観光施策の予算に占める運用コストの割合が高い
  • 紙券の紛失・二重使用・利用条件の確認作業が加盟店側の負担になっている
  • 次のシーズンに向けた仕様変更に、印刷からやり直しが発生する

課題②:「クーポンを配って終わり」で、観光消費の実態が見えない

紙クーポンは配布数・回収数の把握はできても、どこでどう使われたかという消費の実態までは追えません。

  • 何枚配布して何枚使われたかは把握できても、どの店舗・どのエリア・どの時間帯に使われたかがわからない
  • 観光客の回遊経路・滞在パターンが把握できず、次の施策に活かせない
  • 施策の効果を議会・首長・財政課に数字で説明しづらく、次年度予算の根拠が弱い
  • DMO・観光協会・商工団体に共有できるデータが残らない
  • 加盟店ごとの利用状況が集計できず、参加店舗への還元額の透明性に課題がある

課題③:汎用QR決済では、自治体独自の観光施策として設計しづらい

汎用QR決済は導入のハードルは低い一方、自治体側が利用条件をコントロールできないという制約があります。

  • 汎用QR決済だけでは、市内・町内など特定エリアへの消費誘導を設計しにくい
  • 観光客の利用データが自治体側に蓄積されず、政策判断に活かせない
  • クーポンの対象店舗・利用条件・有効期限を自治体側でコントロールできない
  • 短期間の観光キャンペーンに合わせた柔軟な設計変更が難しい
  • インバウンド観光客への対応(外貨チャージ・多言語案内)が別途必要になる

Pokepayで解決できること

観光クーポンの配布・利用・精算・効果測定を、自治体主導で一元管理

Pokepayなら、観光クーポンの利用条件設計から効果測定まで自治体・DMO・観光協会が主導できる仕組みを相談できます。

解決①:利用エリア・対象加盟店・有効期限・配布条件を指定したデジタルクーポンを設計できる

Pokepayは、自治体・DMO・観光協会が観光クーポンの利用条件を設定・管理できるプラットフォームです。汎用QR決済だけでは難しい、対象店舗・利用期間・上限額などを絞った観光施策の設計を相談できます。

  • 利用可能店舗・エリアを地域内加盟店に限定し、地域外への消費流出を防ぐ設計
  • 観光シーズン・キャンペーン期間に合わせた有効期限の設定
  • 一人あたりの利用上限額の設定
  • チャージ時のポイント付与など、プレミアム付き施策の設計
  • 観光客向けクーポンと住民向け地域通貨を分けた用途別ウォレット設計
  • 観光スポット・宿泊施設・飲食店・土産物店などへの加盟店設定

地域内のどこで・いつまで・いくらまで使えるかを設計することで、観光消費を狙ったエリアや店舗へ誘導しやすくなります。

※設定可能な条件の詳細は要件確認のうえでご案内します。

解決②:観光客の利用状況をリアルタイムで把握し、施策効果を数字で残せる

管理画面から、加盟店別・エリア別・時間帯別の利用状況を確認できます。観光クーポンの使われ方を数字で把握することで、議会・首長・財政課への説明材料や、次年度施策の設計根拠として活用しやすくなります。

  • 加盟店別の利用件数・利用金額を確認
  • 期間別・時間帯別の利用状況を集計
  • 参加加盟店への精算データを確認
  • クーポン1枚あたりの平均利用額を把握
  • 次年度のクーポン設計・加盟店構成の見直しに活用

「配って終わり」の紙クーポンから、「使われ方が見える」デジタルクーポンへ移行することで、観光施策としての説明力を高めやすくなります。

※CSV出力などの機能詳細は要件により異なります。

解決③:観光客がアプリ不要・チャージ機1台でも使える設計を相談できる

観光クーポンの現場では、「観光客にアプリをインストールしてもらえるか」が最初の壁になります。Pokepayでは、専用チャージ機を観光案内所・宿泊施設・道の駅・鉄道駅などに設置し、スマートフォンのアプリ操作に不慣れな観光客でもその場でチャージして使える設計を相談できます。

  • 専用チャージ機での現地チャージ(観光案内所・宿泊施設・鉄道駅への設置)
  • QRコードによるシンプルな決済体験(専用端末なしで運用できる場合があります)
  • チャージ残高が残れば自然と次回来訪時にも使えるリピーター設計
  • クーポン・お知らせ通知機能による再来訪・周遊の促進

宮城県塩竈市「竈コイン」では、仙台駅・本塩竈駅・仙台空港の3箇所に専用チャージ機を設置し、観光客が現地到着後すぐにチャージして市内の加盟店で使える設計を実現しました。

※アプリ不要設計の対応範囲・チャージ機設置の条件については、要件確認のうえでご案内します。

解決④:インバウンド観光客にも対応できる外貨チャージ機能を相談できる

Pokepayには、日本円だけでなく外国貨幣にも対応した専用チャージ機のオプションがあります。訪日外国人旅行客(インバウンド)が現地でそのまま現金(外貨)をチャージして地域の加盟店で使える設計により、インバウンド消費を地域内に取り込む仕組みを構築できます。

  • 外貨対応チャージ機の観光拠点設置(空港・鉄道駅・宿泊施設)
  • 余ったチャージ残高のSuicaへの変換(※竈コイン事例での実装)
  • 多言語対応の案内設計

宮城県塩竈市「竈コイン」では、外貨対応チャージ機を主要交通拠点(仙台駅・仙台空港など)に設置し、インバウンド旅行客が地域外の通貨を使って塩竈市内で消費できる設計を実証しました。

※インバウンド対応機能の詳細・対応可否は要件確認のうえでご案内します。

解決⑤:観光クーポンを入り口に、地域通貨・商品券・健康ポイントへ横展開できる

Pokepayの複数ウォレット設計を活用することで、単発の観光クーポン施策から始めながら、将来的に地域通貨・プレミアム商品券・健康ポイント・ふるさと納税返礼ポイントへと同一基盤で横展開する設計を相談できます。

観光施策将来の連携施策
観光クーポン地域通貨と基盤を共有し、住民向けの日常決済へ展開
周遊スタンプラリーポイント地域の加盟店で使えるデジタルポイントへ交換
宿泊者向けクーポンふるさと納税返礼ポイントとの連携を相談
観光案内所でのクーポン配布プレミアム商品券施策と加盟店網を共有

観光クーポンだけで終わらせず、地域通貨・商品券・健康ポイントなどへ広げることで、観光施策と地域内消費を継続的につなげる設計がしやすくなります。

※各施策の連携対応範囲は要件確認のうえでご提案します。

紙クーポン・汎用QR決済とPokepayデジタル観光クーポンの違い

観光クーポンを「配って終わり」の単発施策にしないためには、観光消費を地域内で循環させる設計と、次の施策に活かせるデータの蓄積が重要です。
比較項目紙クーポン汎用QR決済Pokepayデジタル観光クーポン
利用エリアの制御△ 条件記載のみで、実態管理が難しい△ 特定エリアへの消費誘導を設計しにくい✓ 加盟店・エリアを指定した設計を相談可能
有効期限の設定△ 印刷時に固定され、変更しにくい△ キャンペーンごとの柔軟な設計が難しい場合がある✓ 開始日・終了日を施策に合わせて設定可能
利用データの把握✕ 回収後の手集計のみ✕ 自治体側で活用できるデータが限られやすい✓ リアルタイムで加盟店別・時間帯別に確認
配布・回収の運用✕ 印刷・輸送・回収・照合が必要△ アプリ導入が前提✓ 専用チャージ機・QRで配布設計を相談可能
加盟店精算✕ 枚数確認・手作業精算△ 手数料発生・データ活用制限✓ 管理画面から精算データを確認
インバウンド対応△ 言語対応や案内設計が別途必要△ 外貨チャージには対応しにくい✓ 外貨対応チャージ機のオプションを相談可能
他施策との連携✕ システムが分断△ 自治体施策との統合が難しい✓ 地域通貨・商品券・健康ポイントと基盤共有可能
議会・庁内説明✕ 利用枚数のみ△ データが自治体に帰属しない✓ リアルタイムデータで効果を説明しやすい

※各項目の対応可否・運用範囲は要件により異なります。

導入パターン・事例

だっちゃコイン|新潟県佐渡市

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観光会員アプリ「さどまる倶楽部」に搭載された観光地域通貨/会員数35,000人超の観光会員基盤を活用/佐渡市内の観光施設・飲食店・土産店・地元商店で使える地域通貨

運営主体:一般社団法人 佐渡観光交流機構 / 連携アプリ:さどまる倶楽部 / 観光地域通貨・デジタル決済

※掲載情報は公開情報・Pokepay公式掲載情報をもとに記載しています。最新状況とは異なる場合があります。

導入背景

佐渡観光交流機構は、佐渡の観光情報発信や観光資源の活用・保全を行う地域DMOです。同機構が運営する「さどまる倶楽部」は、佐渡を応援する会員向けプラットフォームで、会員数は35,000人を超えています。

その会員向けアプリに、Pokepayの地域通貨機能を活用した「だっちゃコイン」を搭載。観光客や会員が、佐渡市内の観光施設・飲食店・土産店・地元商店などでデジタル決済できる仕組みを実現しています。

観光会員アプリと地域通貨を組み合わせることで、観光客との接点を単発で終わらせず、島内での消費促進や再訪につなげる設計が特徴です。外貨からのチャージや余剰残高のSuicaへの移行対応も設計に盛り込まれており、インバウンド旅行客の取り込みも視野に入れた事例です。

Pokepayで実現した仕組み

  1. 観光会員アプリに地域通貨機能を搭載
    佐渡を応援する会員向けプラットフォーム「さどまる倶楽部」アプリ内に、地域通貨「だっちゃコイン」を搭載。既存の観光会員基盤を活かしながら、デジタル決済・地域内消費につなげる仕組みです。
  2. 佐渡市内の観光施設・飲食店・土産店で利用可能
    だっちゃコインは、佐渡市内の観光施設・飲食店・土産店・地元商店などで利用できる地域通貨として設計されています。観光客の消費を島内加盟店に誘導する仕組みとして参考になります。
  3. 会員数35,000人超の観光接点を活用
    既存の観光会員基盤を地域通貨の利用導線として活用。観光客との接点を、情報発信だけでなく、来訪時の決済・周遊・再訪促進につなげる設計です。
  4. インバウンド旅行客も視野に入れたチャージ設計
    外貨からのチャージや、余剰残高のSuicaへの移行対応も設計に盛り込まれており、訪日外国人旅行客の利用も視野に入れた地域通貨事例として参考になります。
  5. DMO主導で観光消費を地域内に循環させる仕組み
    佐渡観光交流機構が主体となり、観光情報発信・会員基盤・地域通貨を組み合わせて、観光消費を地域内に循環させる設計が行われています。

この事例が参考になる自治体・DMO:観光会員アプリを活用したい / 観光客との接点を継続化したい / クーポン施策を地域内消費につなげたい / インバウンド旅行客にも対応したい / DMO主導で観光地域通貨を設計したい / 既存の観光会員基盤をCRMとして活用したい

観光クーポン・観光地域通貨への応用ポイント

観光施策の課題事例から見える設計の方向性
観光客との接点が単発で終わる観光会員アプリと地域通貨を組み合わせ、継続的な接点を作る設計が参考になる
クーポンを配っても地域消費につながりにくい市内・島内限定の通貨にすることで、消費を地域内に誘導する設計が参考になる
観光アプリの会員基盤を活かしたい既存会員35,000人超の接点を、地域通貨の利用導線として活用する設計が参考になる
インバウンド旅行客にも対応したい外貨チャージや余剰残高の活用を含めた設計が参考になる
DMO主導で施策を設計したい観光交流機構が主体となった観光地域通貨の運用モデルとして参考になる

→ だっちゃコイン事例の詳細を見る

食の陣ペイ|新潟県新潟市

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新潟観光を「食」から盛り上げるデジタル地域通貨/飲食店・土産店・観光施設・二次交通など幅広い加盟店で利用可能/チャージ特典・QR決済により観光消費を地域内に誘導

運営主体:にいがた食の陣実行委員会 / 対象エリア:新潟市内の食の陣参加店・観光関連施設など / デジタル地域通貨・観光消費促進

※掲載情報は公開情報・Pokepay公式掲載情報をもとに記載しています。最新状況とは異なる場合があります。

導入背景

新潟市では、新潟の食や観光をより楽しんでもらうためのデジタル地域通貨として「食の陣ペイ」が導入されました。

「食の陣ペイ」は、新潟の飲食店・土産店・観光施設・二次交通などで利用できるデジタル地域通貨です。観光客や来訪者がスマートフォンでチャージし、参加店に設置されたQRコードを読み取って支払いできる仕組みにより、紙のクーポンや現金管理に頼らず、地域内での消費促進につなげられます。チャージ額の10%のポイントが即時付与される設計により、観光客が地域内の店舗を積極的に利用するきっかけを作れます。

新潟の「食」を起点に、飲食店・お土産店・観光施設・交通を横断して利用できる点が特徴です。観光クーポンや観光キャンペーンを、単なる割引施策で終わらせず、地域内消費や周遊促進につなげる事例として参考になります。

Pokepayで実現した仕組み

  1. 新潟観光と相性の良いデジタル地域通貨を発行
    「食の陣ペイ」は、新潟のおいしい料理やお土産を楽しむためのデジタル地域通貨として設計されています。湊の居酒屋・古町の花街エリア・寿司組合・土産物店(新潟ふるさと村・ピアBandaiなど)・観光循環バス・タクシー協同組合など、観光消費に関わる複数業態を加盟店として網羅。観光客の消費を地域内に誘導しやすい仕組みです。
  2. チャージ特典により、観光客の利用を促進
    チャージ額の10%ポイントが即時付与される設計により、観光客が現金ではなく「食の陣ペイ」を選ぶきっかけを作れます。旅行商品の購入者には最大2,000コインのプレゼントも実施されており、旅行会社との連携を通じた誘客設計としても参考になります。
  3. 新潟駅・古町・万代の3拠点にチャージ機を設置
    新潟駅2階(CoCoLo新潟)・古町エリア(新潟古町まちみなと情報館)・万代エリア(万代シルバーホテル)の3拠点にチャージ機を設置。来訪直後から市内の回遊中まで、観光客の移動導線上でチャージできる設計です。宿泊施設や観光案内所をチャージ拠点にする考え方は、観光クーポン施策にも広く応用できます。
  4. 外貨対応チャージ機によるインバウンド対応
    新潟駅ではポケットチェンジ端末により外貨の硬貨・紙幣にも対応。古町・万代エリアのチャージ機も外貨紙幣の投入に対応しており、訪日外国人旅行客が手持ちの外貨をそのままチャージして市内加盟店で利用できる設計が実現されています。
  5. 利用状況を管理画面で確認し、施策改善に活かせる
    運営者は管理画面から利用状況をリアルタイムで確認できます。どの店舗でどれだけ使われたかを把握しやすく、観光クーポンや地域キャンペーンの効果検証・次年度施策の設計・参加店舗への説明資料として活用できます。

この事例が参考になる自治体・DMO:観光クーポンを紙からデジタル化したい / 食・グルメを軸にした観光消費を地域内に循環させたい / 飲食店・土産店・観光施設・二次交通を横断して利用できる設計を検討したい / インバウンド旅行客にも対応したい / 旅行会社・観光事業者との連携を検討したい / チャージ特典・ポイント還元で観光消費を促進したい / 利用データを次年度施策に活かしたい

観光クーポン・観光地域通貨への応用ポイント

観光施策の課題事例から見える設計の方向性
観光消費が一部店舗・一部エリアに偏りやすい飲食・土産・観光施設・二次交通など複数業態を加盟店にすることで、地域内の回遊と消費促進につなげる設計が参考になる
紙クーポンの配布・回収・精算が煩雑QR決済を活用し、紙券の印刷・回収・照合に依存しない運用設計が参考になる
クーポンを配っても利用状況が見えにくい管理画面で加盟店別・期間別の利用実績を把握し、施策効果を振り返る設計が参考になる
観光客にどう使い始めてもらうかが難しい駅・観光エリア内の複数拠点にチャージ機を設け、来訪直後から使い始められる導線が参考になる
インバウンド旅行客への対応をどうするか外貨対応チャージ機を交通拠点・観光エリアに設置し、外貨のまま利用開始できる設計が参考になる

→ 食の陣ペイ事例の詳細を見る

竈コイン|宮城県塩竈市

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DMOが主導した観光特化型電子マネー/仙台駅・本塩竈駅・仙台空港に外貨対応チャージ機を設置/インバウンド観光客の取り込みを視野に入れた実証事例

発行体:仙台・松島復興観光拠点都市圏DMO(インアウトバウンド仙台・松島) / 対象エリア:宮城県塩竈市内 / 観光特化型電子マネー・実証実験

※本事例は実証実験として実施されたものです。サービスはすでに終了しています(2021年3月)。掲載情報は公開情報をもとに記載しています。

導入背景

宮城県塩竈市では、仙台・松島復興観光拠点都市圏DMOが発行体となり、観光特化型電子マネー「竈コイン」を実証しました。JR東日本がベンチャー企業を支援する事業の一環として実施された取り組みです。

対象エリアは塩竈市内で、飲食店・お土産物屋など約30箇所の加盟店で利用できる設計でした。仙台駅・本塩竈駅・仙台空港に専用チャージ機を設置し、観光客が交通拠点や現地到着後にチャージして、塩竈市内で利用できる導線を構築しました。

チャージ機は外国貨幣にも対応しており、訪日外国人旅行客が手持ちの外貨をそのままチャージして塩竈市内で使える仕組みが特徴です。また、スマートフォンアプリのプッシュ通知機能を活用し、地域の最新情報配信や再来訪・周遊促進にも活用されました。なお、本事例は実証実験として実施されたもので、2021年3月にサービスを終了しています。

Pokepayで実現した仕組み

  1. DMO主導の観光特化型電子マネー
    仙台・松島復興観光拠点都市圏DMOが発行体となり、塩竈市内の飲食店・土産物店で使える観光特化型の電子マネーを設計。DMOが観光消費を地域内に誘導するモデルとして参考になります。
  2. 交通拠点に専用チャージ機を設置
    仙台駅・本塩竈駅・仙台空港に専用チャージ機を設置。観光客が地域に入る前後の導線上でチャージできるため、観光エリア内での利用につなげやすい設計です。
  3. 外貨対応チャージ機によるインバウンド対応
    チャージ機は外国貨幣にも対応。訪日外国人旅行客が手持ちの外貨をチャージし、塩竈市内の加盟店で使える仕組みを実現しました。
  4. QR決済による観光地でのシンプルな利用体験
    観光客は、スマートフォンのQR決済で塩竈市内の飲食店・土産物店で利用できます。観光地の加盟店におけるキャッシュレス対応の参考になります。
  5. プッシュ通知による再来訪・周遊促進
    スマートフォンアプリのプッシュ通知機能を活用し、観光客に地域の最新情報を届ける設計です。チャージ残高や地域情報をきっかけに、再来訪や周遊促進へつなげる考え方として参考になります。

この事例が参考になる自治体・DMO:インバウンド観光客への対応を検討したい / 外貨対応チャージ機を活用したい / 交通拠点から観光地への消費導線を作りたい / DMO主導で観光施策を設計したい / 観光地の飲食店・土産物店を加盟店化したい / プッシュ通知で再来訪・周遊促進を図りたい

観光クーポン・観光地域通貨への応用ポイント

観光施策の課題事例から見える設計の方向性
インバウンド観光客への対応をどうするか外貨対応チャージ機を交通拠点に設置し、入国後・来訪後すぐに利用開始できる設計が参考になる
観光客にまた来てもらう仕組みを作りたいプッシュ通知で最新情報やクーポンを配信し、チャージ残高を次回来訪の動機にする設計が参考になる
DMO主導で観光施策を設計したいDMOが発行体として地域の観光消費を設計・管理した事例として参考になる
観光地の飲食店・土産物店をまとめて加盟店化したい飲食店・土産物店など、観光業態向けの加盟店設計が参考になる
交通拠点から地域内消費へつなげたい駅・空港などにチャージ導線を置き、観光地到着前後の消費導線を設計する考え方が参考になる

→ 竈コイン事例の詳細を見る

他にも「観光クーポン」に関する導入事例をご案内しております。お気軽にお問い合わせください。

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導入までの流れ

導入ステップ(失敗しない進め方)

  1. ヒアリング
    観光クーポンの目的(消費喚起・周遊促進・インバウンド取込など)・対象となる観光客の属性・利用可能エリア・加盟店の想定規模・配布方法(宿泊施設・観光案内所・チャージ機など)・有効期限・予算規模・既存の観光アプリやDMOシステムとの連携有無を確認します。

  2. 要件整理・設計のご提案
    クーポンの配布方法・チャージ方法・利用条件(対象店舗・上限額・有効期限)・加盟店精算フロー・データ活用方針・インバウンド対応の要否などを整理し、観光施策に合わせた最適な設計をご提案します。

  3. 初期設定・テスト運用
    クーポンの名称・デザイン・利用条件・対象加盟店などを設定します。宿泊施設・観光案内所向けの案内資材や、加盟店向け説明会の設計についても相談可能です。

  4. 本格運用開始・観光クーポン配布
    観光客へのクーポン配布、チャージ機でのチャージ、加盟店でのQR決済など、実際の運用フローを開始します。利用状況は管理画面から確認できます。

  5. 効果測定・次年度施策設計
    加盟店別・エリア別・時間帯別の利用データをもとに、観光クーポンの施策効果を検証します。議会報告・DMO報告・次年度予算要求の根拠資料としての活用も検討できます。

FAQ

Q

観光客がアプリをインストールしなくても使えますか?

A

専用チャージ機の設置を組み合わせることで、観光案内所・宿泊施設・鉄道駅などでその場からチャージして使える設計を相談できます。アプリ不要の設計の対応範囲については要件確認のうえでご案内します。

Q

訪日外国人観光客(インバウンド)への対応はできますか?

A

日本円だけでなく外国貨幣にも対応した専用チャージ機のオプションがあります。宮城県塩竈市「竈コイン」では、仙台駅・本塩竈駅・仙台空港に外貨対応チャージ機を設置し、インバウンド旅行客が現地到着後に外貨をチャージして市内で使える設計が実装されました。対応可否の詳細は要件確認のうえでご案内します。

Q

利用可能なエリアや店舗を自治体側で指定・制限できますか?

A

対象加盟店・利用エリアを自治体側で設定した設計を相談できます。汎用QR決済とは異なり、観光クーポンの利用を地域内の指定加盟店に限定することで、地域外への消費流出を防ぎながら観光消費を地域内に誘導する設計が可能です(※詳細な対応範囲は要件確認のうえでご提案します)。

Q

観光客の利用データは自治体側で確認できますか?

A

管理画面から、加盟店別・期間別・時間帯別の利用状況を確認できます。CSV出力などの集計方法についても、要件に応じて確認できます。議会報告・DMO報告・次年度の施策設計に活用できる形でデータを把握できます。

Q

観光キャンペーンの期間に合わせた短期間での導入はできますか?

A

導入スケジュールは対象加盟店数・設計の複雑さ・既存システムとの連携有無によって異なります。「今シーズンに間に合うか」という段階からヒアリングのうえでスケジュール感をご提案します。

Q

DMO・観光協会・商工会議所が主体となって導入できますか?

A

自治体だけでなく、DMO・観光協会・商工会・実行委員会など、地域の観光・商業団体が主体となる設計も相談できます。新潟市の「食の陣ペイ」は、にいがた食の陣実行委員会のデジタル地域通貨として導入され、飲食店・土産店・観光施設・二次交通など、観光消費に関わる複数の接点で活用されました。発行主体や運営体制については、事業目的・加盟店数・精算フローに応じてご提案します。

Q

観光クーポンと地域通貨・プレミアム商品券を同じ基盤で運用できますか?

A

複数ウォレット設計を活用することで、観光客向けクーポン・住民向け地域通貨・商品券施策を同一プラットフォームの中で目的別に分けて運用することを設計上相談できます。詳細は要件確認のうえでご提案します。

Q

加盟店での決済方法は何ですか?加盟店に専用端末が必要ですか?

A

加盟店側はスマートフォンのQRコードを読み取る方式での決済が可能なため、専用端末なしで導入できる場合があります。詳細な設計は要件確認のうえでご案内します。

Q

問い合わせをすると、すぐに商談になりますか?

A

まずは自治体・DMOの課題に近い事例のご案内と、観光クーポンの運用イメージのすり合わせから始めています。「まだ予算化の前段階」「議会・上長への説明材料が欲しい」「プロポーザル仕様書の参考に確認したい」という段階でもご相談ください。

Q

セキュリティ面の信頼性は?

A

ISMS(ISO/IEC 27001:2022)認証を取得しています。デジタルガレージグループの信頼性のもと運用しています。

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